立ち上がれ、おとうサラリーマン!

ブログ名を変更しました。健全なリピードを開放しながら家族を率い世間の荒波に立ち向かうおとうさんを応援したいと思います!!

記憶に残る経営者シリーズ1  ご先祖様と宴会する経営者

世の中で最も多くのそしてシビアな意思決定をしている人種が経営者だと思います。今経営者にとっては過去にもましてシビアな判断を求められます。


はたして、優れた経営者はどういう思考の流れで意思決定しているのでしょうか?私が知っている経営者の方で、一番個性的だった社長の意思決定の方法は
ずばり「お墓に相談に行く」というものでした。

 

この社長は小売店で一代で年商100億もの企業を作り上げた方で、関西だけではなく
九州や関東にも店舗を持ち、業界団体にも幅広く顔が効くやり手経営者でした。しかもスポーツカーを何台も乗りこなしながら、かける音楽は演歌という面白い方でした。

ごつごつとしたこぶしを振り上げ、強引な事業推進を行う一方で人と話す時には本当に柔和な、人のよさそうな笑顔をしてくださいました。百戦錬磨という印象の社長に私はある時、聞きました。

「社長ほどの方ならば、悩まれるということはないのではないですか?」


「バカ。毎日悩んで毎日後悔しているよ。それでも前に進むしかないんだよ」


当時経験も浅かった私はそういうものかと感心して聞いていたのですが、唐突に社長が話し始めました。


「でも本当に悩んで結論が出なかった場合どうすると思う?」


「お墓に行くのよ。で、ご先祖様と酒盛りするの」


「先祖の墓はここから200キロくらい離れた〇〇というところにあるんだけどね、そこに車かっ飛ばしていくわけよ。で、酒を飲みながら自分が悩んでることを洗いざらいぶちまけるんだよ」

「そしたら不思議なもんで、朝にはスッキリと答えが出ていて、突っ走れるのよ」


「ホントに厳しい時にこそ行くんだけどね。助けてくれてるんだろうなと思うよ。お前もご先祖大事にしろよ」


「でも冬は死にそうになるから防寒はしっかりせなあかんよ。わっはっは」


そこは行っちゃダメでしょと思いつつも、楽しく聞かせていただきました。とても古臭いというか、迷信めいた話ではあるのですが、私はこの話がとても好きなんですね。

理屈では、なんとでも説明できるんですが、このご先祖と話し合って、戦略を立てて励まされながら前に進んでいくというイメージが楽しそうだなと失礼ながらいつも思っていました。


ビジネスは結果というならば、結果を出している以上、これも立派な経営活動かもしれません。


ぜひ皆さんも悩まれたときにはお墓に行ってみてはどうでしょう。


ではでは。