立ち上がれ、おとうサラリーマン!

ブログ名を変更しました。健全なリピードを開放しながら家族を率い世間の荒波に立ち向かうおとうさんを応援したいと思います!!

破綻したscの破綻した理由 ピエリ守山(滋賀県)

そういえば、という言い方になるのですが、
正月にピエリ守山に行ってきました。


ピエリ守山って?という人はこちら

悲報?朗報?「明るい廃墟」ピエリ守山がリニューアルオープン! - NAVER まとめ

なぜ存続?「ピエリ守山」が生ける廃墟モールと化した経緯と理由 - NAVER まとめ

要は失敗した滋賀の大型SCが、大阪の不動産会社の支援で復活したというお話。

一応公式サイトも。

ピエリ守山


私の家内の実家が、このピエリから車で20分(まあこの地域では近いという感覚)
なので、正月に帰省した際にこれは行っておこうと思い立ったわけです。

リニューアルで、H&Mとか一応まだニュース性のあるブランドが入っている
ということで、期待とともに再発進したので、正月もイベントやセールなど
さぞや気合が入っているだろう・・・と思ったのですが

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いない。(指はすみません。)

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人がい、いない~!!!!!!(ボケててすみません)

という状況でした。
まあ、正月の午前中ということもありますので、
仕方ない部分はあると思うのですが、おそらく厳しいと思います。


実はあまりに寂しくて、その足でこれまた近くの
三井アウトレットパーク滋賀竜王というところに行ったのですが、
人がわんさかいて、逆に疲れた次第です。
その時のことを書いたエントリ。

レゴショップの勧め@三井アウトレットパーク滋賀竜王

 
まあ、破たん前に一度行ったときから厳しいなと思っていたので、
今回も厳しいのでは?と考えながら行ったのは事実ですが、
印象としては、「嗚呼・・・しょぼん」という感じです。

そこで、今日は私なりにその要因を3つ+1上げてみたいと思います。

その① 競合&商圏
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ちょっとまとめてみました。
この近隣にはいわゆる地元の人が比較する大型商業施設がふたつあります。
ひとつが上記の
三井アウトレットパーク滋賀竜王
 三井アウトレットパーク 滋賀竜王[MOP]

もうひとつが
・エイスクエア(草津駅前)
 草津駅前ショッピングセンター エイスクエア(滋賀県草津市)

です。

単純には比較できませんが、感覚的なものと話題性では比較できるものかともいます。三井アウトレットは三井系のいわゆるアウトレットで3年ほど前にできています。
また、エイスクエアは20年ほど前に地元の綾羽という滋賀を中心にホームセンターやゴルフ場・高校など手広く展開する超優良企業。この手の企業では珍しく規模の拡大と時代への対応がしっかりなされている印象です。サイトも三井アウトレットよりも丁寧に作りこまれている印象でした。

ちなみに綾羽の高校の方は、生徒の実習としてミスタードーナッツで仕事をさせるといった取り組みなど、割とニュースになったりしています。昔営業に行った記憶がありますが、トップ(グループの)は雲の上の人と校長クラスの方がおっしゃっていたのが印象的でした。

ご覧頂ければわかる通り、この狭い商圏内で、自分たちよりも規模の大きい競合2か所もあるんですね。しかも、ピエリの商圏はその半分を湖に占められています。
店舗を出す時はその業態や規模の大小はあれ、原則は商圏の張り付きは最重要です。
この時点で?と思わないといけないわけです。しかも・・・。

その② アクセス

いやいや、よく見てみると、橋が架かっていて、対岸からは5分程度でわたってくることができるんです。だから、対岸(それも人口総数からすると期待薄ですが)からお客様がわんさか来るんです!と言われそうですが・・・

実はこれ有料なんです・・・。200円。
帰る時も200円。。。

わかるよね?わかるでしょ?なんでそんな判断したの?という感じです。

また、琵琶湖へ向かって一番奥の部分に場所を構えているので、
周辺は渋滞しまくりです。がっくし。

エイスクエアは駅前だし、三井アウトレットパーク滋賀竜王は高速から降りたら
3分で観光地として成立しているんです。

ピエリ守山がわざわざ行かないといけないという印象の場所。

その③ コンセプトの弱さと商品力

そして最大の失敗はただのショッピングセンターの大型版ということだと思います。

3つを私なりに分類すると
三井アウトレットパーク → ブランド:コーチ、ポールスミスゴディバ
               アウトレット&観光地(名古屋方面に帰る寄り道)

エイスクエア      → 日常:ユニクロ無印良品

               生活に密着したSC(超大型ホームセンター+他)

ピエリ守山       → 中途半端:H&M、ZARA、GU
               H&Mと地元の家具屋が同じ建物内に・・・

となります。
そうはいっても、H&Mなどはまだまだ新鮮味があるブランドということも
言えるのかもしれませんが、正月渋滞だったエイスクエアにあるのは、
滋賀にもあちこちにあるユニクロなわけです。
単一の商品力に頼るのは、ナンセンスで、これはこの件以外にも何度も経験があります。自分たちで魅力を創造できない経営者は、他社の商品力に頼りがちなんですね。
これじゃ、あきまへん。

ちなみにショップ数は
ピエリ守山150

三井アウトレットパーク滋賀竜王237

エイスクエア130

滋賀県最大級のSCと言いながら、
三井アウトレットパーク滋賀竜王とは大きく差があります。

あきまへん。特徴が見えまへん。


補足  作りがへたくそ

もうひとつ、これは私の感覚的なものですが、確信していることがあります。
それは無駄に広すぎるということ。

広いというのは
・敷地が広い
・通路などの作りが無駄に広い
という2つのことが言えます。

敷地に関しては、こちらに館内の地図を用意しましたが、
端から端までおそらく400mはゆうにあります。

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一応、30代なので、体力はまだそこそこありますが、
それよりも端まで歩くのが面倒臭い。
しかも1階2階をつなぐエスカレーターの数が少ないので、なかなか降りられない。
もうええわという感じです。

そして通路などですが、もう一度こちらの写真を見て頂きたいのですが、

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どれだけの来場者を見越したんだというくらい広いわけです。
これ、ゆったりでなくてスカスカという印象を与えておりました。
完全に設計ミスだと思います。

この手のSCなどはある程度混雑しているという感覚自体が
しずる感というか来場者の充実感にもつながるんですね。
だから広すぎてもダメで、しかも店舗と通路の境界を厳格にしているので、
もう寂しいのなんのって。

そんな中によくわからないアパレルとか、
地元の家具屋が入っていたら、へこみますよ。

最後に提言。
こうなったのは仕方ないので、次の一手を考えるとすれば、
とにかくお店を埋めるということだと思います。
未だに店舗で工事中の看板が出ていたものもあり、一刻も早く埋めて、
かつこれまでの設定テナント数を超えるものにするべきです。

テナント料の値引きだけでなく、出店誘致に金を出してもいいと思います。
それとポジショニングを行ってみたいと思わせるちょっと変な店もあるような
色物的なポジションにしてはと思います。
エリアもブランドエリアと変わったものエリアみたいな。

この再スタートには下記の記事にある通り実績のある経営者が取り組んでいるようですが、正直今のところ厳しいと思います。

“廃墟モール”ピエリ守山が改装オープン、なぜ海外人気ブランドが続々出店? 日経トレンディネット

2015年4月にフットサルコートということですが、あちこちにグラウンドや空き地がある地方でフットサルコートいる?とか思います。
そもそも記事では足元の集客がカギということでしたが、それもおぼつかないと。

それならば、やはり特徴あるを通り越して、一種変ったコンセプトにすればいいのにと思います。スーパー銭湯とかつけて、おじいちゃんはお風呂に入っている間に息子夫婦や家族は買い物みたいな。

いずれにせよ、お互いがおんぶにだっこのような状態で、相乗効果というものは望むべきではないんですね。そこの当たりはまた書いてみたいと思います。

滋賀の勢いが出るのは個人的には応援してます。
分別なく頑張れ!ピエリ!
ということで近々また行ってみようと思います。

ではでは


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